転校と2つの卒業 英語圏以外の可能性へ向けて

娘がシンガポール内で転校して、新しい学校に通い始めて約1か月が経ちました。

学校が変わって、もちろん最初はまったく友達はいないですし、以前の学校と違って同じ学年に日本人は娘ひとりという状況になりましたが、、、

なぜか娘は平気そうで楽しく通っているのが、わが子ながらすごいなぁと感心するばかり。

すでに勉強もほとんどノータッチ。母は頑張って働くだけです。

今回転校をして、今までとは違う方向に舵を切ることになったのですが、その主な2つについてお伝えします

IBカリキュラムを卒業

今回、IB(インターナショナルバカロレア)カリキュラムではない学校に転校しました。

文部省のサイトからの引用によると、

「国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置。」

娘は、小学校でPYP(Primary Years Programme)、中学校ではMYP(Middle Years Programme)を経験しました。

娘はPYPを1年、MYPを1年だけでしたが、それでも文部省のいうところの「チャレンジに満ちた総合的な教育プログラム」を受けての不安が出てきたのであります。

知識を詰め込む時期も必要

「総合的なプログラム」ですから、物事に対して多角的に多方面から様々なアプローチで掘り下げていきます。

そのため、いろいろなレベルでの知識が必要となり、その知識を元に、自分で問題提起した課題について探求していくわけです。

しかし、10歳、11歳の娘には、圧倒的に知識が足りない。そこで、インターネットの力を借りるわけでございます。

11歳から自分のMacbookを持ち(購入が必須です)、世界中へのアクセスが可能となった娘は、

非常に表面的な情報を、自分の都合のいいように取捨選択し、なんとなくいい感じのレポートを作り上げるのです。

最初は苦戦していましたが、なんどもやっているうちにコツをつかんだ様で、まぁもっともらしいことを書き上げる能力を身につけました。

成績は悪くない、英語もそれなりに力が付いてきた。娘にとっては、非常に心地の良い、楽な環境になっていました。

時に、日本の教育は詰め込み式でよくない、という意見を耳にしますが、私はそうは思っていなくて

ある時期、一定量の知識を詰め込むことは必要であると考えています。

特にまだPYP、MYPの段階では、十分な知識を入れることなく、アウトプットを急ぐことはないんじゃないのかという結論に至ったのであります。

英語を卒業

シンガポールに教育移住をしてきて、2年が経過しました。

インターナショナルスクールに通って、娘は毎日英語での学びをしてきたわけです。

最初からメーンストリームのクラスに入りましたので、ESLの経験はありません。

新しい学校では、ブリッジクラスに入って(いわゆるセカンドランゲージクラス)、

1年でメインストリームに上がれるよう、取り出し授業を受けています。

ブリッジクラスでは、みんなの共通言語である英語で話しますので、以前の学校より英語率は上がったかもしれません。

いままでとは全く違うカリキュラムです。Macbookもありません。もちろん語学も大変です。

テストがたくさんあります。成績がその学年に達していなければ、留年です。

娘は「今の学校に入って、全く英語の勉強なして日本からきて、インターに放り込まれる人の気持ちがわかった。」と言っております。

英語を卒業なんて言えるほど、今でも、英語を完璧に操れるわけではありませんが、

ここでおもいきって、いったん英語以外の言語での学びを選択することにしました。

それは、英語圏以外への進学も視野にいれることにした、ということです。

英語以外のたくさんの選択肢があるのが、シンガポールの本当に素晴らしいところだと思います。