激震が走った、マレーシアでの誘拐未遂事件

シンガポールで親子留学をしている仲間たちの間のみならず、駐在でいらしているご家庭にも衝撃を与えたマレーシアの誘拐未遂事件

お子さんと二人で2016年からマレーシアで親子留学をしていらした方です。

お子さんの通われる学校に近い、安全と言われているコンドミニアム内で起こりました。

この事件について、シンガポールのお友達といろいろ話し合いました。

結論としては、「シンガポールでよかった」ということです。

男手のいない親子留学 実は駐在家族も同じ

私は親子留学のお手伝いをしている訳ですが、その全てが母親とお子さんとでシンガポールに来ています。

男手がいない訳ですから、今回の事件はとても衝撃でした。

一方、駐在でご家族揃ってシンガポールに来ている場合でも、男手となる旦那様は月の半分は出張で家にいないことも多く

ほとんど親子留学と変わらない母子家庭状態にあるとのお嘆きもよく耳にします。

また、最近は、旦那様の本帰国または別の国への転勤が決まって、母親とお子さんだけシンガポールに残って学校に通う方も増えてきました。

被害に遭われた方は、たまたまおじいさま(母親の父)が来ている時で、そのため最悪の事態は免れたそうです。

その時の恐怖を思うと、無事でよかったと心から思います。

見極めの難しさ

私はこの記事で「ワンオペ育児 夫を日本に残してシンガポールへ親子留学 逆単身赴任で当たり前を見直す」

「人に頼ろう!セキュリティのアンコー(おじさん)も味方につけよう!」と書きました。

私の場合はたまたま運良く良い方に恵まれ、なんのトラブルもなく今まで来ていますが、

コンドのセキュリティを信用して、鍵を渡して荷物を届けておいてもらったら盗難に遭った(鍵を預けてしまうのはさすがに危ない)、という話も聞きますし、

子供の塾や習い事の教室がたくさん入っているモールで、子供がいなくなる事件があったり(目的は臓器売買、シンガポールは海が近いので、さらわれてコンテナに入れられ別の国へ連れて行かれたら、追跡することはほとんど不可能)、

インターの子供が帰宅途中に声をかけられて車に乗るよう誘われたり(こちらは、スコールでかわいそうに思った親切な方が声をかけただけだと後日判明)、、、

基本、とても親切なシンガポールの方たちをはなから疑ってかかるのも残念だし、かといって何かあってからでは遅いので、

そこのところを子供と話し合い、ことあるごとに各家庭で決めたルールを確認していく必要があります。

我が家では、娘に通話とテキストのみの携帯を持たせ、中学生になってからはスマホを渡しています。

そして、自分の所在を連絡すること、予定と違うことがあったら(急にクラブの時間が遅くなった、お友達の家に遊びに行くことになったなど)必ず連絡すること

人にはついていかないこと、助けを求めること、を伝えています。

シンガポールは安全!安心!と言うつもりはありません

今回のマレーシアの事件では、安全に対して妥協しない、ということを強く思いました。

マレーシアは、物価が安いこと、最近急速に発展していて日本のスーパーなども進出していることなどから

親子留学やリタイアメントの第二の住まいとして、エージェントも盛り上げますし、人気があります。

被害に遭われた方は、安全面を考え行動していたにもかかわらず避けられなかったことですが、

時に、エージェントが紹介する地域や物件は、安さに重点が置かれ、安全が二の次になっていることもあると聞きます。

やはり、実際に生活している人からの情報が重要です。

そこで、シンガポールなら安全ですよ!とは言えませんが、少なくとも今までの経験から、シンガポールは親子留学に適した国であると私は感じます。

塾帰りの子供たちが夜遅く一人で帰って来られる、子供が公共交通機関を使って通学できる、という国は日本以外なかなかないのではないでしょうか。

気を引き締めつつ、人に頼りながら、シンガポールで親子留学を続けていきます。そして、これからチャレンジする親子をサポートします。