お弁当作りは年に数回のイベントだった

娘は保育園育ちで、日本の小学校では給食がありましたので、お弁当を作るといったら、年に数回、課外授業の時くらい。

数日前から大騒ぎで、実家の母に泣きついておかずを宅配の当日クール便で送ってもらったこともあるほど、私にとっては特別なことでした。

それが、シンガポールに来て、娘が最初に通ったインターナショナルスクールでは給食がなくて、

お弁当を持参するか、行内のカフェテリアでサンドイッチなどを買うか、もしくは、事前に1週間分のメニューを選んで購入するか、でした。

ウェスタン、アジアン、ベジタリアンのメニューがあって、最初のうちは1週間分のランチボックスを楽しく選んで食べていたのですが

そのうち、お米が美味しくない、味付けが好みでない、などの理由で“お弁当がいい!”となり、毎朝のお弁当生活が始まりました。

シンガポールは赤道直下、常夏の国ですから、食中毒を防ぐために、朝登校したらすぐ、お弁当は教室のクーラーボックスに入れることになっていて

しかも、電子レンジなどないから、冷たいお弁当を食べることになります。

そうすると、おいしくなくて残す、残して帰ると母が不機嫌になる、の繰り返しで

結局、売店でその都度好きなものを買って食べるスタイルに落ち着きました。

事前に1週間分をネットで予約するランチボックスは、当日分も少しあって、その日の気分でランチボックスを買ったり、サンドイッチにしたり。

すべて完食していたとは思えませんが、買ったものならばお弁当のように残したからといって母が不機嫌になることもなく、

好きなものをささっと食べて、余った時間は遊んでいたのではないでしょうか。

あっ、それから、お弁当箱を自分で洗うというタスクを課したのですが、それがどうしてもできず、

朝になってお弁当箱をカバンから出すということが続いたのも原因ですね。

なんせ、お弁当作りは年に数回のイベントだったので慣れていなくて、

そんな中早起きして作ったお弁当を残される、お弁当箱を洗わない、に私が耐えられなくなったのもあります。

お弁当からの卒業

さて、転校した学校でのランチはというと、アレルギーなど医学的な理由や、宗教的な理由で食べられない以外は、原則給食です。

1食およそ500円ほど。これは、食べても食べなくても徴収されます。

ランチメニューは、サラダ、スープ、ときて、スターチから1種類、プロテインから1種類、ベジタブルから1種類を選び、

最後は、スイーツ、乳製品(チーズやヨーグルト)、もしくはフルーツ、と毎日フルコース!

もちろん、自分の好きなものだけ、食べられるものだけ、選んで食べればいいのです。

そのため、食べ盛りの男子高校生などは、以前プロテイン(お肉ですね)をいくつも取ったりしていたので

今は、各セクション1種類づつと決められています。

また、行内にはカフェもあり、放課後クラブ活動の前にデニッシュとコーヒーで小腹を満たすこともできます。

子供たちはおおむね今のランチメニューに満足しているようです。  

毎年保護者からは、より健康的なスナックやサラダ、スムージーなどを提供し、メニューから揚げ物を減らす、などの要望が出ます。

日本のように体験給食のイベントがあれば行ってみたいです。おそらく、行きたいと連絡すればいつでもOKな気がします。

1日に2回のお弁当作りをこなすご家庭も!

私は早々にお弁当作りから卒業しましたが、シンガポールでは、多くの日本人お母さま方が毎日お弁当を作っていらっしゃる!

しかも、お子さんが塾に通っていると、塾弁もあって、1日に2度お弁当を作って塾に届けている方も!!

もう私からしたら神業に等しいくらい、バランス、彩り、どれをとっても満点のお弁当を、インスタで見るにつけ、

「そのご家庭の子供になりたい!」と思っているのであります。