どうしてESLサポートなしで最初からメーンストリームで学べたのか その3

日本の小学校入学後はこちら → 小学校入学後

シンガポールのインターナショナルスクールに、ESLのサポートを受けず最初からメーンストリームクラスで学んでいる娘の英検受験とその効果についてお伝えします。

気楽に始めた英検受験

日本の小学校に入学して英語の勉強を始め、夏休みを利用して、アメリカやイギリスのサマースクールにも参加するようになり

次第にインプットしてきた英語をアウトプットすることもできるようになってきました。

そこで、小学校2年生の時に、今の娘の習熟度を客観的に評価してくれるものとして、英検を受けてみることにしました。

近所の書店に行き、英検の問題集をパラパラめくって、私は英検4級くらいからスタートしていけばいいと思っていましたが、

夫は「3級からで大丈夫!」となぜか自信満々にいうので、初めての英検受験で、3級からチャレンジしてみることにしました。

英検学習にはコツがある

初めての受験ですから、まずは出題の形式に慣れることから始めました。

単語の問題、並べ替え問題、長文読解、そして、集中力が切れかかる頃からのリスニング、と一連の流れに慣れて

比較的子供が点を取りやすいリスニングまで、なんとか集中力を途切れさせることなく問題を解いていけるように

一つの問題に時間をかけないで、リズム良く進めていく練習をしました。それには問題の音読が効果的でした。

小学校低学年では、まだ英語をすらすら書くことができないため(どうしても単語と単語の間が詰まってきてしまう)、

書いて覚えると言う方法はなかなか難しいからです。

そして、音読をしていく上でもっとも重要なのは、問題のすぐ隣のページに回答がある問題集を使うということです。

最初は答えを音読することから初めていきます。日本語訳もそのまま音読します。何度か読んでいるうちに日本語訳は必要なくなっていきます。

次に回答を隠して音読します。答えがわからなかったら、すぐに隣のページを見て正解を確認し、次に進んでいきます。

回答が後ろにあったり、別冊になっていたりするとそこでリズムが途切れ、集中力も途切れてしまいます。

英語は楽しくテンポ良く音読していくことが、嫌にならないコツです。音読は長い時間かかりませんから、隙間時間にささっとできます。

シンガポール留学前までに英検2級を取得

気軽に受け始めた英検でしたが、あれよあれよという間に、英検3級、準2級と、小学2年生のうちに合格してしまいました。

準2級までは、勉強したと言うより楽しく問題を解いていったら合格できた、と言う感じでした。

しかし、小学3年生になると、今まで週5で通っていた英語塾をやめてしまい、新体操に打ち込み始めたため、そこから英検2級の高い壁を登りつづけることになります。

2級ともなると、語彙力が必要になり、また、長文でも答えの表現が変わっていたりして、しかも、ライティングも導入され、なかなか合格できませんでした。

やはり、圧倒的に語彙力が足りないので、ポストイットに英単語と日本語訳を書いて、家中の壁に貼って語彙力をつけようと頑張ったりしました。

「英検2級に合格しないと留学はないよ!」と、娘には言っていましたので、最後は女の?意地で合格を勝ち取り

10歳で英検2級に合格、晴れてシンガポール留学となりました。

英検学習の効果

シンガポールのインターナショナルスクールに入学してから、初日に一旦はESLのクラスに呼ばれていきましたが、

娘は必要ないとのことで帰されて、次からはメインストリームのクラスで学日、ESLの時間は中国語の時間へと変わりました。

以前にもこちらで書きましたが → シンガポール親子留学 いつから始めればいいのか?

10歳まで日本で、母語としての日本語での思考力をつけ、英検2級の語彙力を持ってインターナショナルスクールに入りましたので

よどみなく流暢に英語が口から出てこなくても、多少発音が悪くても、ESLは必要ない十分な力がついていたのだと思います。

子供に英検なんて、とよく言われました。しかし、ネイティブの子供たちに比べると、小さい頃から英語のシャワーを浴びていないわけですから、絶望的に語彙力が不足しているんです。

それに追いつくには、あるレベル以上の語彙をインプットして、中身のない流暢に聞こえる言葉をよどみなく話すよりも

母語である日本語でしっかり自分の考えを整理し、論旨の通った文章を英語で話すことの訓練をして授業に臨めば、先生は評価してくれるということです。

英検学習は、結果的にですが娘には効果があったと言えます。

では、大人にはどうか、と言うと、また別の問題があると最近気がつきました。それはまた別記事で述べたいと思います。