就労の機会が格段に多いシンガポール

シンガポールに娘と教育移住をして2年、そのうち私がシンガポールで働き始めて8か月が経ちました。

シンガポールに来た当初は、娘の学生ビザに付帯する長期滞在ビザで(いわゆる保護者ビザ)

1年間は働くことが出来ないため、娘のサポートに徹しておりました。

今年3月、就労ビザを出してくれるローカル企業に採用していただいて、晴れてシンガポールではたらく母となりました。

最近、シンガポールで働くことについてのご質問をよくいただきます。今回は自分のキャリアの継続についてです。

保護者ビザのジレンマ

猪突猛進、シンガポール行きも事後報告だった私は、保護者ビザについてシンガポール人事省のサイトをじっくり確認もせず、来星してすぐに保護者ビザを取得しました。

シンガポールには日系の企業がたくさん進出していますので、生活が落ち着いてきたところで、

ビザを切り替えて働こうと思っていたのでした。

とりあえず何社かの人材派遣会社に登録をして、担当者と話をすると、

保護者ビザで教育移住というのは、シンガポールでは絶対少数派なため

「このようなケースは初めてです。」と言われることが多く、担当者でさえ、

最初の1年間は働けないということを知らなかったケースがほとんどでした。

来星した2016年は、今より就労ビザの取得条件が緩く、就労するなら今年中に!と言われていましたので、

「1年間は働かず子供のサポートをしなさい。」という人事省のサイトの文言を見たときは

「あ~、もっときちんと調べてから来るべきだった。日本で就活をしてから来るべきだった。」と

ちょっとだけ後悔しました(でも来ちゃったからほんとにちょっとだけ)。

シンガポールへ教育移住のために日本でのキャリアを清算して来ていますので、

娘が学校に行っている間私はどうしよう、このなにもかも高いシンガポールで、

消費するだけの存在になった自分がどうにもこうにもいたたまれなくなったのです。

保護者ビザについてはこちら「シンガポール親子留学 母親のビザ取得について」

結果的に必要だった1年間と就活

1年間働けない状況となった私は、PTAの役員やボランティア活動に精を出し

また、お友達との平日ランチも楽しむことが出来たので、この時間はとても有意義だったと思います。

娘のサポートも出来たし、学校の長期休暇には、旅行に行ったり、日本に一時帰国したりもできました。

そして、1年を過ぎて娘のサポートがほぼ不要になった頃合いを見計らって、就職活動を始めました。

現在、シンガポールでの就労は以前と比べて厳しいものとなっています。

実際、ビザが下りずに赴任を断念した人を何人か知っています。

ただ、傾向としては、比較的キャリアの浅い人の就労は難しいですが(その代わりにシンガポーリアンを雇ってトレーニングしなさい、というのが政府の考え)、

日本である程度の経験と実績があれば、かなりの数の求人があると思います。

自分のキャリアを継続できるシンガポール

子供はあっという間に大きくなって、親の全面的なサポートはいらなくなります。いや、いらなくなるくらいでなければ困ります。

その時に、母親である私はどうしたらいいのか?、親子留学のための教育移住で中断してしまった自分のキャリアを取り戻す手立ては?、と考えたとき

シンガポールは、アメリカやイギリス、カナダなどに比べ、就労のチャンスが大きいと思います。

一度、「シンガポール、求人」で検索してみてください。たくさんの案件が見つかるはずです。

シンガポールでの就労経験は、必ずご自身のキャリアにとってプラスになります。

子供が一生懸命学校で頑張っているのと同じように、親も現地で頑張って、その姿を子供に見せることができます。

外国での就労は簡単なことではありません。でも親子留学を決意し、日本から飛び出したときの勇気と決断力があれば、何とかなるものです。

明確な目的を持って、自己資金で来ている親子留学ですから!

シンガポールの人たちは、そんな勇気ある親子を心から応援してくれますよ!