2015年のベストセラー「フランス人は10着しか服を持たない」は、「LESSONS FROM MADAME CHIC」の日本語版です。

そのタイトルが独り歩きして、今では都市伝説と化しているような気さえします。

「フランス人は10着しか服を持たない」は本当か、娘が大変お世話になっているフランス人の先生に実際に聞いてみました。

いつも同じ服を着ている気がする

娘の学校の先生方を見ると、、う~ん(失礼ながら)そんなにおしゃれな感じはしません。

というのも、ここシンガポールは一年中夏ですので、服は大体同じようなのもばかり。

重ね着のテクニックは不要だし、足元はサンダルだし、メイクもすぐ崩れてしまうのでほとんどしない。

家のクローゼットも、アメリカのように広いウォークインクローゼットではありません。

シンガポールのフランス人は、ほんとに10着程度しか服を持っていないのかもしれません。

とびっきりのお気に入りが10着

娘の先生は「LESSONS FROM MADAME CHIC」を読んではいないので、

日本語版の“The French Only Own 10 sets of Clothes ”というタイトルから、彼女なりの解釈を聞きました。

She said 「French woman shall have in her closet:

Perfect black dress(パーフェクトな黒いドレス)、Perfect white blouse(パーフェクトな白いブラウス)、

Perfect trench(パーフェクトなトレンチ)、Perfect cashmere cardigan(パーフェクトなカシミアのカーディガン)、、、などなど、

自分のお気に入りを10着持っているということではないか。」とのことでした。

ここで彼女が言う”パーフェクト”は、とびっきりお気に入りな服、着ると自分に自信が持てる服という感じかなと思いました。

そして、「自分がいいと思うものを身に着けるのよ。」ですって。

なんだかもう答えがフランス人らしいなぁ~と感心してしまいました。

そういえば、娘の担任の数学の先生は、民族衣装というか、はたまたボヘミアン的というか、

非常にエスニックなテイストのファッションに、これまた、個性的なアクセサリーを身に着けています。

そしていつもとびっきりの笑顔です。

プレゼンにおける服装点

娘が通っている学校は、小学生は制服着用ですが、中学生からは制服ではなく、

露出度の高い服やハイヒールは禁止されていますが、基本的に自分の好きなファッションで登校します。

制服は式典などオフィシャルなイベント時のみ着用です。

ただ、授業でプレゼンテーションを行うときは、”服装点”というのがあって、きちんとした服装や靴でないと加点されません。

娘も、私のスーツとパンプスでプレゼンに臨みました。(靴を褒められたらしい)

子供達の多くは靴にまで気が回らなかったらしく、先生から”スーツにスニーカーはないでしょう”と、ダメだしされていたそうです。

ファッションへのこだわり、服装によるけじめを感じる授業でした。

皆様にはぜひ「LESSONS FROM MADAME CHIC」(原書)を読むことをお勧めします。

非常にわかりやすい英語で書かれていますので、英語学習にも最適な本です。