多民族・多宗教国家の環境で学ぶ

旧正月まで1ヶ月を切りました。街のいたるところが旧正月の飾りで赤く染まっています。

シンガポールは、中華系74.3%、マレー系13.4%、インド系9%、その他3.2%で構成されています。(シンガポール統計局2017)

そして、キリスト教、仏教、イスラム教、ヒンドゥー教、に基づく祝日があります。

そんな多民族・多宗教国家のインターナショナルスクールでは、実に様々な国の子供たちが一緒に学んでいます。

娘の通っている学校では、50カ国からの子供たちが集まってきています。

年に一度行われる「インターナショナルデー」では、生徒たちがそれぞれの国の国旗を掲げ

それぞれの民族衣装に身を包み、シンガポール国家「マジュラ シンガプーラ」を歌います。

シンガポール国歌はマレー語です。今年は、マレー語の国歌を、浴衣を着た日本人生徒が斉唱しました。

その美しい歌声に「あぁ、これが多様性ということなのか」と胸が熱くなったのを思い出します。

多宗教でもありますから、スカーフで髪を覆っている子、特定の食品を取らない子、など、様々な状況が身近にあるわけです。

これは、日本ではなかなか経験できないことではないでしょうか。

違いを受け入れるのではなく認める

国籍も、文化も、習慣も異なる子供たちが、英語という共通語を使って、

一緒に学んでいるシンガポールのインターナショナルスクール。

その違いから起こるちょっとした誤解やすれ違いは日常茶飯事です。

しかしながら、子供たちは、単に「あぁ、違うんだな。」と認識し、日々を過ごしています。

違いを受け入れることは、大人でもなかなかできないことです。

全て受け入れてしまっていたら、自分のアイデンティティが危うくなってしまいます。

違いをそのまま認めること、それが日常であることを経験できるのは、とてもありがたいと思います。